1981 inventions / DRV
第二回は2020年前半に国内にも入るようになってきました、1981 inventionsのDRVを取り上げたいと思います。
元々ペダルフリークの間では海外から直輸入したりという形で2019年のうちから話題になってたペダルですね。とりあえず見た目が良いです。後、ロットごとにカラーリングが変わったりして、好きな色を見つける楽しみがあるのも良いですね…。僕が買った個体は黒ベースに白文字で、元ネタ(後述します)のペダルをイメージした感じですね。
ちなみに初期モデルは映画Back to the futureのデロリアンをモチーフにしたシルバー筐体だったらしいです。(その辺はブランドのinstagramに載ってたと思うので興味ある人は見てみてください。色んなカラーのDRVが見れます。)
このDRVというペダル、サイズ感とか3ノブなのとか見るとピンとくる人もいるかと思いますが、ProcoのRAT(その中でもwhiteface期の物)がモデルになっているようです。
開発はsick as overdriveなどで知られるbondi effectsのビルダーとの共同開発のようで、bondiのペダルと共通するようなスムースな歪みの雰囲気も感じられます。bondiのペダル各種と同じように昇圧して駆動してるらしいので納得といえば納得の感じですね。
基本的な音についてですが、雑な言い方したらRAT系らしい音です。ただRATと比べた場合、だいぶ滑らかな感じですし、大幅にデッドポイントが少なく、どんなポジションでも大体いい感じの音が出せます。
各ノブについては、DRV(ゲイン)の幅はかなり広く、ローゲインでプリアンプ〜オーバードライブの範囲からハイゲインでファズ的な範囲まで滑らかに変化していきます。CUT(他のペダルでフィルターやトーンに相当)も絶妙な効き方をします。ここの効きは他のノブにも左右される所があるように感じたので、音量と歪み量決めてから自分の気持ちいい感じに決めると良いような気がします。VOLはもうそのまんまボリュームなので適切な音量に設定しましょう。それ以上言いようがないので。
個人的にはローゲインでプリアンプ的に使うのと、ゲインブースターと併用した上でディストーション的な範囲で使うのが好みでした。
後個人的お気に入りポイントとしてはスイッチがソフトクリックなやつでスムーズな踏み心地なのが良かったですね。ガチンてなるやつは場合によってはポップノイズ出たりしますし。