番外編:Addictone Custom Guitars / ST-TL
こんにちは。今回はエフェクターの話ではないですがご容赦ください。
実は昨年6月にAddictoneさんにギターをオーダーしていまして、それが先日ついに完成して受け取ったので、せっかくですしオーダーの経緯や流れと実際に仕上がった物の話をブログの記事にしておこうかと。
そもそもの経緯
元々自分が好きなバンドの方々の中の数名が使っている事などもあり、Addictoneの事は知っていたのですが、昨年の初夏頃にいつも懇意にしているBIGBOSSお茶の水駅前店の堀さんより、お店でAddictoneのギターの取扱を開始してオーダーなども受け付けられるようになったのを聞きまして、相談し始めたのが発端になります。
その段階ではオーダーするとしてもどんな仕様にしようかとああでもないこうでもないととりとめのない感じで話をしていたのですが、せっかくなのでCIVILIANのコヤマさんリスペクトでST-TLにしようと決めて標準仕様の見積もりをもらったのがちょうど6月頭でした。(直前まで最近各所で話題のARINAと悩みましたが)
実際にオーダーするまで
そこから数日アレコレ相談して、選べる材やアップチャージなども色々見ながら相談し、最終的に以下のような仕様でオーダーをしたのが6月の第1週終わりくらいでした。
機種:ST-TL
ボディ:コリーナ
ネック:メイプル
指板:ブラジリアンローズウッド
色:シャーウッドグリーン
ピックガード:べっ甲
オプション:ラッカー塗装、エイジド加工
その他は標準仕様
自分の場合はこんな感じでオーダーしました。ネックはローステッドとかも選択出来るのですが、自分の場合強度が落ちやすいというのが不安だった為、通常のメイプルを選んでいます。
材に関しては在庫等にもよるので、2022年2月現在ブラジリアンローズウッドは選べないようです。自分の時はたまたま選べるタイミングだったので、運が良かったですね。
ボディにコリーナを選んだのはアッシュとマホを足して2で割ったような感じという話を聞いて、自分が好きそうな感じだなと思ったのが理由です。
色に関してはイメージを伝えやすいように、自分で参考になりそうな色味のギターの写真などを添えて頼む形を取りました。
オーダーした後
当初納期が6ヶ月くらいと伝えられていましたが、最終的にコロナの影響などもありちょうど8ヶ月ほどになる今年2月5日に受け取りました。今はバックオーダーも多そうなのでもう少しかかるかもしれませんね。
ただ、自分のモデルの場合ボディ加工がアメリカだったのも影響してそうなので、ボディから全て国内加工で済むオーダーはもう少し早いのかもしれません。正確な所はわかりませんが…。
実際に完成品に触れた感想
まず最初にびっくりしたのが「軽い」と言うことでした。多分自分が過去手にしたギターの中でもだいぶ軽い方だと思いました。(正確に計ったりしていませんがおそらく3.2〜3.3kgくらいではないかと思います)
そしてエイジド加工のクオリティも高いです。エイジド加工ってメーカーによっては嘘くさい感じになってしまったりする事も少なくないのですが、かなりいい雰囲気に仕上がっています。ウェザーチェックによるクラックなどもしっかり出ていていい感じですね。
音を出してみた感想
すっきりとしていて変なピークがない扱いやすい音がします。また、ボディが軽いので最初は音がペラペラになる懸念をしていましたが、しっかりと芯のある音がします。
コリーナ使うならPUはハムバッカーと合わせるのが定番ですが、シングルコイルもいい音が出るのは発見だったんじゃないかなと思いますね。
音については、実際に店頭到着時にBIGBOSS御お茶の水駅前店の堀さんがサウンドチェックした時の様子がTwitterで公開されているので、こちらも参照してみてください。
ST-TLの納品時のチェックの時に撮影したやつ。
— Addictone LLC (@addictone_gtr) 2022年2月7日
いつものように堀さんに弾いてもらいました。
堀さんはAddictoneを1番たくさん弾いてるショップ店員さんなので
オーダーの相談にも乗ってくれます! https://t.co/Ei2rITJBCv pic.twitter.com/ESP1AmYHuU
総評
材の選択であまりやらないような組み合わせをしたのもあって未知数な部分もありましたが、個人的には非常に満足しています。Addictoneさん、BIGGBOSSお茶の水駅前店の堀さん、ありがとうございました!
...ということで今回はちょっと番外編のような形で、オーダーギターの話でした。
また次の記事でお会いしましょう。それでは。